「蜂の巣をみつけてしまった!市役所に連絡すればいいの?」といった疑問はありませんか?
蜂の巣を放っておいて刺されてしまっては大変なことになってしまいますよね。アナフィラキシーショックの心配も……。
一般的に市役所では蜂の巣駆除を行っていません。ただ自治体によって対応はさまざまです。
今回は蜂の巣駆除は市役所に相談すべきかについて解説します。
お住まいの地域がどのように対応しているのか、一度確認してみると安心できますよ。
目次
蜂の巣を駆除するのは市役所では基本的に請け負ってもらえない
蜂の巣駆除は基本的に市役所では行っていません。というのも蜂は毛虫をはじめとする害虫の捕食や花の受粉などを行う益虫だからです。益虫であるからには積極的に駆除できない事情もあります。
ただ対応は地域や自治体によってさまざま。
積極的に駆除を行っているのはまれですが、スズメバチのみ対応するといったケースもあります。
群馬県高崎市では5月から12月までの期間、市の委託を受けた専門業者が駆除を行っています。(参考:群馬県高崎市ホームページ)
ただし日常生活に支障がある場所に巣を作られた場合に限ります。くわしくは高崎市ホームページをご覧ください。
蜂の巣駆除で市役所がしてくれること
基本的に蜂の巣駆除を積極的に行わないとされる市役所ですが、蜂の巣駆除について対応してくれることもあります。
蜂の巣駆除で市役所がしてくれることについて紹介します。
駆除方法の相談
蜂の巣の駆除方法について無料で相談にのってもらえます。相談窓口は地域や自治体によって異なるため、自治体のホームページで確認してみるとよいでしょう。
一般的には以下の窓口が多いイメージです。
- 蜂の巣駆除専用ダイヤル
- 保険相談センター
- 市民相談センター
- 生活衛生課など
基本的に市役所は土日の相談を受付けていません。平日の9時から夕方は17時までの間に相談してくださいね。
ただし市役所に相談したからといってすぐに蜂の巣を駆除してくれるとは限らないため、注意が必要です。
市民税非課税世帯への助成
- 生活保護法による扶助を受けている
- 在宅で寝たきりの高齢者がいる
- 身体障害者
以上の市民税非課税世帯の方には、市役所から蜂の巣駆除の補助が受けられる場合もあります。
助成についてもすべての自治体が実施しているわけではなく、地域や自治体によって対応が違うため確認してみましょう。
スズメバチトラップの作り方を教えてもらえる
たとえば愛知県名古屋市では蜂の巣駆除を行っていませんが、蜂の巣駆除に使うトラップ作成のヒントを公開しています。(参考:愛知県名古屋市ホームページ)
スズメバチトラップは6月以降使用しないようにしましょう。
というのも女王蜂の他に働き蜂が飛び回る時期だからです。またスズメバチトラップで捕獲した蜂はたとえ死んだ蜂だとしても、毒針があれば刺されてしまうので注意が必要です。
駆除業者を紹介してくれる
市役所が蜂の巣駆除を行わない代わりに駆除業者を紹介してくれる自治体もあります。
特定の業者を紹介する場合もありますが、特定の業者ではなく事業者団体を紹介されるケースもあります。(参考:兵庫県神戸市役所ホームページ)
防護服貸し出し
市役所として積極的に蜂の巣駆除を行いませんが、蜂の巣駆除に必要な防護服の貸し出しをしている自治体もあります。(参考:東京都八王子市ホームページ)
ただし現在は新型コロナウイルス感染症により自治体によっては貸し出しを中止しているので、あらかじめ確認して出向くとよいでしょう。
また殺虫剤のみの貸し出しは行っていないことがほとんどです。
蜂の巣駆除を市役所が対応しない理由
蜂の巣を駆除したくても市役所が対応してくれないのでは困ってしまいますよね。どこに相談したらよいのか途方にくれてしまいます。
とはいえ蜂の巣駆除を市役所が積極的に行えない理由もあるのです。
人手が足りない
蜂の巣を駆除する季節になると問い合わせが多くなります。市役所本来の業務は蜂の巣の駆除ではありませんよね。
「市役所ならなんとかしてくれると思った」といったケースは非常に多く、弊社にもそういったご相談を多くいただきます。
予算が足りない
自治体の予算は限られています。コロナ禍で厳しい中、予算の都合上これまで駆除していた自治体でも取りやめになるケースもあります。
今後は駆除を取りやめる自治体が増えていくかもしれません。
益虫を積極的に駆除できない
一般的に蜂は人間にとって恐怖感すら抱く害虫だと思われがちです。でも実をいうと蜂は芋虫や毛虫をはじめとする害虫の捕食や、受粉を助ける益虫でもあります。
自然保護や種の保存という観点から、公的な自治体が益虫を積極的に駆除できない事情があるのです。
蜂の巣駆除はどこに依頼する?
市役所をはじめとする公的な機関が積極的に蜂の巣駆除を行わないのなら、どこに依頼すればよいのでしょう。自力駆除やプロの専門業者について解説します。
蜂の巣が小さいうちは自力駆除も可能
4月や5月など女王蜂がまだ1匹で巣作りをしている時期なら自力駆除が可能です。というのもまだ巣が小さく扱いやすいからです。駆除可能な蜂の巣は、大きさでたとえるなら15cm未満と考えておいてください。
自力で蜂の巣を駆除する方法については以下の記事を参考にしてくださいね。
ただし女王蜂1匹だけならと、あなどってはなりません。
命の危険性すらあるからです。
蜂に刺されてしまったらアナフィラキシーショックの危険性があるため、注意して行いましょう。
もしも蜂に刺されてしまった場合の対処方法は、以下の記事をご覧ください。
大きい蜂の巣はプロの専門業者に依頼
蜂の巣の周りを働き蜂が飛びはじめるころには、蜂の巣の大きさも15cm以上になっています。夏になると働き蜂の動きも非常に活発になるため、危険度はMAX!
自力駆除は困難になってしまいます……。
蜂に刺されたことによる甚大な被害は、取り返しのつかないことになる可能性もあるのです。
蜂に対して多くの知識を持つプロの業者にお任せください!
弊社「ハチ駆除センター」では、無料でお見積りのみという方でも積極的に対応しています。ぜひお問い合わせください。
市役所の対応は地域によってさまざま:まとめ
蜂の巣駆除に関する市役所の対応は地域や自治体によってさまざまです。積極的に駆除を行っている自治体もあれば、駆除を行わない自治体もあります。
蜂の巣を駆除するならプロにお任せください!
蜂の巣駆除を扱う業者の選び方については、以下を参考にしてくださいね。
- 無料見積り可能か
- 対応地域内か
- 明朗な料金設定か
- 駆除後のアフターサービスは万全か
- 実績はどれくらいあるのか
蜂の巣駆除を専門としている弊社では、8~24時まで対応しています。蜂の巣駆除でお困りの方はぜひご相談ください。弊社「ハチ駆除センター」はこちらから。他業者に断られてしまった方もお気軽にご相談ください。お待ちしております!